
私たちは創業以来30年以上にわたり、自社開発方針にこだわり、それを貫いてきました。それは、
- 教材の品質を不断に向上させるためには、教材理論を系統的に研究、発展させ、それを教材化できる専門部門が恒常的に確立されなければならないこと
- 教育現場のニーズや実情を教材に正しくかつ迅速に反映させるためには、教材の原稿執筆者本人が社内に常駐して直接現場の意見をヒアリングできる体制が望ましいこと
- 教材は子供たちの学習と将来に大きな影響を与えるものである以上、それを提供する会社は、その品質に最後まで責任を負えるシステムを持たなければならないこと
これらが教材会社として最も大切な要素だと考えてきたからです。現在も編集部社員が新たな教材開発に日夜取り組んでおり、育伸社のこのユニークな開発システムは業界で高く評価され期待されています。

私たちは、「先生が教えやすく子供たちが使いやすい教材」の開発をめざしています。そして、教材は単なるモノではなくソフトである以上、それは教育現場の主役である先生と子供たちにとって、限りなくシナリオに近付かなければならないと考えています。
①教える先生の目
②学ぶ子供たちの目
③この2つの目を統合し、それをシナリオ化する目
私たちはこの3つの目を兼ね備えた教材の開発=教材のシナリオ化に向けて努力しています。

私たちは、教育現場も教材出版社もその最大の使命は子供たちの学力を真に向上させることだと考えています。
そのために、私たちは教材のひとつひとつに対し、
①学習のゴール目標
②対象とする学力ゾーン
③使用期間と使用方法
等、常にその開発コンセプトを明確にし、最も効果的、効率的に学習できるように設計しています。
私たちは、子供たちの現状の到達点にただ合わせるだけの教材ではなく、理解させ、定着させ、発展させ、必ず学力をステップアップさせる教材を提供し続けたいと思っています。
育伸社の教材開発システム
私たちは、「科学的な教材理論」と「教育現場での実践」、「その総括と改善」を不可分の三位一体とした開放系のシステムを重視しています。
